[感想] 虚談 / 京極夏彦
2021年発売の京極夏彦の短編集「虚談」を読んだので感想まとめておく。
※ネタバレあり
ずっと薄気味悪さが続いてるのに読むのをやめられない。病みつきになるおもしろさ。この「病みつき」はいい意味だが、何かがついてくるように感じるので、自分にも不思議としか思えないことが起こりそうな気がする。
百鬼夜行シリーズは昭和25年くらいの話なので絶妙に現在と距離があるが、今回は馴染みのあるワードがたくさん出てくるので現実感があった。
個人的には「クラス」に出てくる御木さんのキャラクター