苦手なこととの付き合い方
私は何か時間のかかるものを人に依頼するのが苦手である。自分がこなして済むものはなるべくやってしまいたいと思うたちだ。他の人から見たら妙に思えるかもしれないが、自分を簡単に追い込めてしまうくらい、頼む・助けを求める行為は心理的負荷が高い。薄々認知していたものの言葉にすることで向き合いたいと思う。
依頼する人との関係を見てみる。信頼関係がないと頼みにくさは増すが、信頼関係がある人にも関わらず発揮してしまう。両者の関係性よりも自分から見たときに過度に人の負担を気にかけてしまうことが原因だ。頼むことによって相手に不利益を講じてしまうのではないかと気になる。 不利益が積もって相手を潰してしまうのではないか、もしくは第三者へも影響するのではないかと心配になってしまう。
この状態のになると自分は先のことやミッションについて頭に入っていない。目先の感情に振り回されてただボールを持ち続けて悩んでしまう。悩み続けても何も進まないし、自分がボトルネックになってしまう。問題はどの地点から見ているかだ。個人が作った領域にいると自分の感情が第一になる。見ている地点を変えて、取り組んでいるチーム・プロダクト・個人のミッションから見ることで悩みが考えに変わると思っている。必要な力を借りないことにはプロダクトを成功に導けない。そこに個人的な感情を持ってくる必要は全くないし、チームで進めていくのが一番効率が良いはず。
それでも頼みづらいのであれば 頼めない状態 を認知しよう。ああ、今頼みづらい雰囲気を感じてしまってるなと。感じたら解消するルーチーンを決める。おそらくそのルーチンはプロダクト視点へのスイッチになると思う。プロダクト視点で考えた時に必要なものを早く借りて前に進む力を取りにいくだろう。常にプロダクトの目線でい続けるのは難しいかもしれない。開発業務は得てして作業になりがちだ。必要なのは見てるところを変えられるきっかけを自分で作られることだ。徐々に頼めるようになり、プロダクトオーナーシップを持って決断できるようになりたい。